そば湯で一服
そば湯はいいな!その2
「そば湯」というとそばを”茹でたあとのお湯”と理解する人は多いはずです。
広辞苑で引くと、「蕎麦を茹でた湯。また、蕎麦粉を溶いた湯。」とある。
後者は蕎麦店で、それも少し格式の高そうな手打ち蕎麦屋さんで出されることがある。同じようなものだと思うが、飲みくべてみると味も滑らかさも明らかに違う。
私の好みは前者だが、何が違うのか?
明らかに分かるのは成分が異なるのは私でも分かる。
茹で湯には麵としてのそばは入ってない(打粉は溶けているか)ので、そば粉の不溶成分(たんぱく質の一部、繊維質、ルチン)はそば湯に含まれてないので、蕎麦粉を溶かした蕎麦湯とは多少成分は異なる。
ただ、大抵はそばを食した後に飲むのでそば粉の成分はいただいているので大差ない。
改めて申し上げるまでもなく、そば粉には多くの健康成分が含まれていて、特に、よく言われるのが各種ポリフェノールのうち毛細血管を強くし、脳卒中、高血圧、動脈硬化など生活習慣病予防の効果がある「ルチン」が豊富に含まれていることです。
さらに、私が注目しているのはマグネシウムです。
マグネシウムは骨を丈夫にしたり、高血圧や心疾患の予防に効果があるとされており、主食代表とされる精白米の約5倍、うどんに使われる中力粉の10倍以上含まれています。
また、心臓機能や筋肉機能の調節に効果があるとされているカリウムも精白米と中力粉の4倍含まれてます。
ただ、これらの健康成分がそば湯にどのくらい含まれているか正確な分析があるかネットで検索してみるのですがなかなかヒットされません。
どなたかご存知の方は教えていただければ幸いです。
最期に、よく、健康に良いと言われる柚子湯、リンゴ湯や菖蒲湯がありますが、そば湯のお風呂って聞いたことがありますか?やってみたいけど大量のそば湯をどうするか?